全然わからない 私は雰囲気でレンダリングエンジンを開発している 

2021年を振り返る

 一人暮らしをしていると、年越しはいつもふと気が付いたときに終わっていて、PCの日時表示を見て年が変わったことを実感するだけ。
 今回もスカイリムをしていたら気がついたら24時20分くらいだった。

 2022年の誕生日をもって、私は26歳、つまり20代後半に突入する。
 これくらいの年齢になると、同年代の知り合いとの話題はおおむね「結婚」の話題になる。「結婚してぇ~(何も行動はしない)」みたいな管巻きを繰り返し、なんとなく周囲と同調する。
 確かに、身の回りにはぽつぽつと結婚する存在が増えてきて(私の兄もそうだ)、なんとなく幸せそうに見える。
 そういったものに漠然とした憧れをもっているのは確かだが、実際現実的な問題として、結婚には大きな痛みを伴う。可処分所得は大きく減り、生活習慣を捻じ曲げ、自分だけの時間というものが希薄になる。
 そういった現実を直視したとき、本当に結婚したいのか、と自問自答すると、意外とそうでもない気はしてくる。一人暮らしの生活は、孤独だが、豊かで、何よりも自由だ。
 絶対値的な感覚でいえば、現状でも幸福だ。だが、残念ながら幸せは相対的な価値に左右されると考えている。
 極端な例だが、今は不景気で、物価や税負担は上がり続けているのにも関わらず平均所得は変わっていない、貧しい時代とされている。不幸と感じている人間も少なくないだろう。
 とはいっても、当然今はエンターテインメントは飽和していて、金がなくても一生の時間を費やしても終わらないほどの多くの娯楽が誰にだって提供されている。
 昭和時代、大正時代と遡っていったとき、間違いなくそれらの時代に生きている人たちよりも充実な人生を人々は送れていると思う。にも拘わらず、不幸と感じる人たちが絶えないのは、自分よりも幸福な人間が多く存在するからだ。
 結婚も間違いなくその一例で、一人で生きていても特に支障はない人間であっても、周囲が結婚し、幸せそうに家内の話をするたびに、私たちは相対的に不幸になる。ルサンチマン的な思考で最悪だが、事実の一端だ。

 ちなみに2022年の結婚に関する抱負は特にない。まだ慌てるような時間じゃない(スラムダンク仙道)。
 一応友人と婚活PTに出てみるか、みたいな話題を口にしたことはあるが、ほとんどの婚活PTの前提条件に「身長170cm以上」があって、まず婚活の入口のフィルターではじかれてしまったので、すべてをあきらめた。(身長161㎝)


 ここからは、なんか2021年の出来事や思ったことを、時系列を無視して雑に書き連ねていく。

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 最近目にした面白話題として、Vチューバーのぺこーらがクリスマスに配信をしなかったことで、多くのオタクが阿鼻叫喚になってたらしい。
 「チキンが冷めちゃった」「ぺこーらがクリスマスを俺らと過ごすことを選んでくれなったことが、ただ悲しい」みたいな多くの名言が排出されていた。
 わざわざケーキやチキンを用意して配信を待っていた者たちに強く同情するが、自らの人生の価値を、他人に置く生き方は大変そうだなと思った。ぺこーらが配信してくれるかどうかなんて、自分では一切関与することができないのに...
 私のTwitterのフォロワーも、投げ銭しまくっていた女性Vチューバーが、ほかの男性Vチューバーとくっついた、みたいな事件を受け非常に強いショックを受けていた。それと直接的な関係があるかどうかはしらないが、時折強い自殺願望をツイートを繰り返し、そしてある日突然アカウントを消して消滅した。彼は生きているだろうか。
 私も結構Vチューバーに限らないが配信を見るのは好きで、サブディスプレイで垂れ流し、みたいなのはよくやる。応援したいと思った時にはたまに投げ銭もするし、彼/彼女らの活動をこっそり応援している。ただ、人生は自分だけのものだ。彼/彼女らも自分の好きなように配信すればいいと思うし、好きな人ができたら付き合えばいいと思うし、つらいと思ったならやめればいいと思う。ただそれだけだ。

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 一時期、VALORANTをプレイした時期があった。もともとは見る専で、その高い競技性から、ルールやキャラ性能をざっくり把握しているだけで、エアプでも非常にエキサイティングに大会を楽しめるVALORANTは、よい暇つぶしであった。
 ただ少しだけ自分でも遊んでみたくなり、ちょうど同時期に始めた知り合いを巻き込んで数か月ほどプレイしていた。
 ある日、ソロでランクマッチを遊んでいたとき、使いたいキャラがピックされてしまったため、あまり慣れていないキャラを選択してプレイした。立ち回りやエイムに避ける思考リソースが減り、そして味方に暴言を吐かれ、何もかもうまくいかず、ひどいKDで終わってしまった。
 一般に、暴言を吐かれた人間はパフォーマンスが大きく下がるという。その例に漏れず、結果的にKD0.2くらいでその試合を終えた。
 爆破系5on5のゲームでは、トキシックなプレイヤーと遭遇することは、そんなに珍しいことではないし、運が悪かったなあと感じていた。チャットではなくVCで暴言吐かれたのは初めてだったが。
 何なら、時にはVCをつないでいた知り合いが野良とゲーム内VCでガチ喧嘩を始めることもあった。

 それから少し経って、インターネットの調子が悪く、数週間まともにFPSがプレイできない時期があった。そんな中、ふと冷静になってみると、VALORANTをプレイしてきて、トータルで不快な気持ちの方が勝っていることに気が付いた。
 これは、私が普段身を置いている環境との強いギャップが原因だと思う。ソフトウェア開発の世界では、Googleが提唱したチーム開発の鉄則として以下のものがある。

Team Geek ―Googleのギークたちはいかにしてチームを作るのか | Brian W. Fitzpatrick, Ben Collins-Sussman, 及川 卓也, 角 征典 |本 | 通販 | Amazon

 謙虚(Humility) 世界の中心は君ではない。君は全知全能ではないし、絶対に正しいわけでもない。常に自分を改善していこう。
 尊敬(Respect)一緒に働く人のことを心から思いやろう。相手を1人の人間として扱い、その能力や功績を高く評価しよう。
 信頼(Trust) 自分以外の人は有能であり、正しいことをすると信じよう。そうすれば、仕事を任せることができる。

 これ、VALORANTでも全く同じことが言えると思うのだが、当然、普通の人間はまずこの「チーム開発の鉄則」という概念に触れることはないし、実践する機会もない。
 私の会社では、この原則を守れない人間はどんなに有能であろうとすべからく排除されるので、逆に言えば、このHRTの3原則が全く備わってない人間と「チームを組む」という行為があまりにも精神的な負担になっていることが分かった。
 私は、良いチームというものに慣れすぎた。この原則と対極的な思考を持つ爆破系FPSプレイヤーとは、相容れない存在なのだろう。
 私はVALORANT見る専に戻ることにした。それが、もっとも精神衛生的に良いと思うから。

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 2021年2月に一戸建てを買ったが、驚くほど生活が何も変わっていない。
 部屋の数は増えたが、一つの部屋自体の大きさはさほど変わらないし、基本デスクで座って仕事をしているか、ゲームをしているかなので、家全体を活用する機会があまりない。
 なんなら、風呂やトイレのために階段を上り下りする苦労が増えただけだ。ガレージでBBQをしてる時だけ、家を買ったメリットを感じる。
 あとは猫か。まだ子猫で、なんにでも興味を持つし、なんでもやらかすので気苦労が絶えない。子育てか?
 今までヘビや魚しか飼ってこなかったから気にならなかったが、自分と同じ哺乳類であるはずの猫が、ありえんくらいアホな行動をとると、ちょっと笑ってしまう。言い方が悪いが、人間とそれ以外の生き物の知能の差を実感する。目の前のコンピューターを見て、人間のポテンシャルのヤバさを再認識するのだ。神が居たら、地球にこんな高度な文明を持つ生物が誕生することに驚いてるんじゃないか? 人間的な感覚でいえば、猫がいきなりガウス積分を解き始めるような衝撃だろ。

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 最近株取引に結構ハマっている。超素人だが、一種のマネーゲームと割り切って、なんとなく取引して楽しんでいる。意外と、株価が上がったり下がったりを確認するイベントが1日に追加されるだけで、何となく日常が充実しているように感じるのだ。
 私は細かい数字はわからないので、単純移動平均のグラフをざっくりみて、長期的に上がっていて、短期的に下がっていれば買う、そして上がったら売る。それを繰り返すことしかしていないが。PERってなんやねん。
 それでも、そこそこプラスにはなった。もちろん、現在保有している株で含み損が結構あるものもあるが、基本的に大企業の株しか買ってないので、長い目で見れば、また上がる期待値や、配当金、株主優待などを考えると、含み損自体はそんなに損にはならない、はずだし。(知らんけど)
 でも会社からRSUでもらった自社株が暴落しまくっているので、そのせいでトータルではめちゃくちゃ損をしている。もともとぼたもち的な株だけども。

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 FF14 6.0 暁月のフィナーレが出た。ちょうどさっきメインストーリーが終わった。内容については差し控えるけど、話のスケールがでかくなって宇宙に舞台が移る作品見るたびに「実質グレンラガンじゃん...」ってなるのやめたい。
 FF14については、4.4あたりから始めたけど、絶コンテンツ二つクリアしたのもあって、自分の中では一区切りついている。相当楽しませてくれたのもあるし、これからも応援しているから、プレイ権は買い続けると思うけど、ストーリー追っかける以外のことはもうやらないと思う。
 FF14は本当にライト向けMMOとしては完成されていると思っていて、コンテンツの規模もコミュニティのでかさも最高峰。これを超えるMMOは二度と出ないんじゃないかってくらい。
 でも、個人的には、FF14ハクスラではないので、根源的に私がMMOに求めるゲーム体験が存在しないんだよね。FF14の世界観、キャラクター達、関わってきたコミュニティすべてが好きだったけど、ゲーム性そのものについては最後まで少し不満だったかもしれない。
 高難易度レイドではヒーラーをやっていたけど、クリアまでは滅茶苦茶ヒーラーの負担でかくて、周回では速度出すためにヒーラーなのにヒールを極限まで減らして殴る回数増やすっていうゲームデザインも割と微妙だと思っていたw

 次なる国産MMOとしては、ブループロトコルに期待しているんだけど、マジであのゲームいつリリースされるの?

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 仕事に関しては守秘義務に気を遣いつつ様々なコンテキストを排除して話すのが面倒くさいので何も書くことがない。
 ただお手伝いしていたプロジェクトがリリースされずポシャった事件があって、一時期気を病んでいたころがあった。

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 2021年、月に6、7回英会話レッスンをやるのを何とか続けられた。
 我ながら偉いと思っているが、一向に「何となく雰囲気で英語を理解している状態」から全く脱却できる気配がない。
 英語をババーーっと聞いたとき、センテンスそのものを逐次理解しているわけではなくて、耳に入ってくる聞き取り可能な単語や言い回しをとにかくかき集めて、全体の文脈を考慮して40-60%ほどの情報量から、全体の内容を推測する、みたいなリスニングしかできない。
 もしかして私センスない? 少なくとも、もっと勉強時間を確保すべきなのは間違いないのだが、工学や数学の勉強と違って、リスニングの練習は古代MMOのレベリングみたいな辛さがあるのよな(しかも、レベルが目に見えない)。単語の意味を覚えたりするのはわかりやすくマイルストーンがおけるけど、結局日常的に使わないから1か月で忘れるっていう問題がある。。。難しいな、言語学習。
 でも、英語のドキュメントは結構すらすら読めるようになってきたから、何とかよかった。

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 ソースは忘れたけど、友達いない奴の特徴として、「知り合いと友達の境界線を気にする」という主張があって、ドストレートに私の心にぶっ刺さって致命傷を受けた。
 似たような話題として、誕生日プレゼントをあげる/あげないって難しいよな、って思う。
 前提として知り合い全員に誕生日プレゼントを配っていたらキリがないけど、じゃあ誕生日をあげる/あげないの境界線を知り合いの中に引く行為ってめっちゃ嫌じゃないか?
 あるいは、別にそれほど仲良くないけど社交辞令として仕方なく誕生日プレゼントあげるか、みたいなものとか。
 私は基本的に他人が自分に何かをしてくれることを期待していないし、そういった葛藤を与えることは本意ではないので、基本的に他人に誕生日プレゼントを要求することは一切ない。
 でもそれが典型的な友達いない奴の思考回路なんだろうなとか思った。友達多いやつはそういう人間関係上のしがらみを呼吸のようにこなすんやろな。

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 普段普通に配信しているVチューバーが、唐突にDLSiteにエロ同人音声を販売して荒稼ぎをしてるのを見て、バーチャル風俗じゃん...って思った。
 配信で友人のような距離感を与えつつ、音声作品で性欲を突いてくるの、ガチャ並みに人間の脆弱性をついた商売だと思った。すごいっすね、令和。


 書くことがなくなった。2022年も頑張って生きたい。